最近、ゲームをプレイするためにクラウド携帯電話をよく使用していますが、ちょうど手元に使われていないクラウドサーバーがあるので、自分でクラウド携帯電話を構築して遊んでみたいと思います。
この記事を書いている時点では、アリババクラウドの無影クラウドコンピュータを3 ヶ月間無料で試すことができます。構成は4 コア 8GB の Ubuntu20システム（Amd64 アーキテクチャ）です。現在は使われていないので、ちょっといじってみます。
クラウド携帯電話の構築にはRedroidソリューションを使用し、Dockerでデプロイし、Scrcpyを使用してクラウド携帯電話をリモートで制御します。
前提条件#
- クラウドサーバー（2C4G 以上を推奨）Amd64、Arm アーキテクチャのどちらでも構いませんが、Arm アーキテクチャが最適です
- Scrcpy の使用方法
環境#
- Ubuntu 20.04
- 4 コア 8GB メモリ 4M 帯域幅（Amd64 アーキテクチャ）
参考リンク#
Docker Hubのアドレス：
https://hub.docker.com/r/redroid/redroid
Windows10でのインストール方法：
https://github.com/remote-android/redroid-doc/blob/master/deploy/wsl.md
参考ブログ：
https://blog.hanlin.press/2022/08/play-redroid-on-oracle-cloud/
1. インストールを開始する#
Docker のインストール#
sudo apt-get install -y docker.io
sudo systemctl start docker
sudo systemctl enable docker
Docker イメージ（オプション）#
# Dockerを使用してRedroidをインストールするのが遅い場合は、イメージソースを変更してみてください（効果を保証しません）
sudo vim /etc/docker/daemon.json
{
"registry-mirrors": ["https://docker.mirrors.tuna.tsinghua.edu.cn"]
}
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl restart docker
依存関係のインストール#
sudo apt install linux-modules-extra-`uname -r`
sudo modprobe binder_linux devices="binder,hwbinder,vndbinder"
sudo modprobe ashmem_linux
adb のインストール#
sudo apt install adb
scrcpy のインストール#
# snapを使用してインストールする場合（snapのインストールは遅いです）
snap install scrcpy
# aptを使用してインストールする場合（バージョンが古いです）
apt install scrcpy
2. Docker を実行して Redroid をインストールする#
docker run -itd --rm --privileged \
--pull always \
-v ~/data:/data \
-p 5555:5555 \
redroid/redroid:11.0.0-latest
クラウド携帯電話にいくつかの携帯電話のプロパティを追加して、クラウド携帯電話をより実際の携帯電話に似せて、いくつかのゲームの制限を回避することができます。以下のコマンドを実行してコンテナを起動します。
docker run -itd --rm --memory-swappiness=0 \
--privileged --pull always \
-v /data:/data \
-p 5555:5555 \
redroid/redroid:11.0.0-latest \
androidboot.hardware=mt6891 ro.secure=0 ro.boot.hwc=GLOBAL ro.ril.oem.imei=861503068361145 ro.ril.oem.imei1=861503068361145 ro.ril.oem.imei2=861503068361148 ro.ril.miui.imei0=861503068361148 ro.product.manufacturer=Xiaomi ro.build.product=chopin \
redroid.width=720 redroid.height=1280 \
redroid.gpu.mode=guest
このイメージは約800MBです。イメージの取得中にネットワークの問題（dockerhub の国内のネットワーク速度が遅い）が発生し、取得に失敗する場合は、公式アカウントでメッセージを残してください：redroid イメージを取得してください。
イメージを取得したら、ローカルにインポートして、リモートで再度取得する必要はありません。わからない場合は、私に直接メッセージを送ってください。
3. adb 接続を使用する#
# リモートマシンの場合、localhostを対応するIPに変更します
adb connect localhost:5555
4. scrcpy でデバイスに接続する#
# 単一のデバイスに接続する場合
scrcpy
# 複数のデバイスの場合は、IPを指定して接続します
scrcpy -s localhost:5555
5. アプリのインストール#
apk ファイルを scrcpy ウィンドウにドラッグアンドドロップしてアプリをインストールするだけで、ターミナルにはログが出力されます。
下から上にスワイプしてアプリリストを開く#
6. Redroid のインストールが完了し、Magisk をインストールしてクラウド携帯電話のルート権限を管理する#
クラウド携帯電話のルート権限を管理したい場合は、Magiskをフラッシュして必要なルート権限のあるアプリに権限を与えることができます。
上記の参考ドキュメントを使用して、簡単にMagiskをインストールすることができます。わからない場合は、メッセージを残してください。後でルートの記事を書きます。
参考ドキュメント：
https://gist.github.com/assiless/a23fb52e8c6156db0474ee8973c4be66
Magisk のインストールに成功しました#
Devcheck をインストールして携帯電話の設定を確認する#
最後に#
アリババクラウドの無影クラウドコンピュータはAmd64 アーキテクチャのコンピュータですが、クラウド携帯電話を構築する最適な方法はArm アーキテクチャのサーバーを使用することです（Amd64 命令を Arm に変換する手順が省略され、パフォーマンスが非常に優れています）。ただし、現在、国内のクラウドホスティングプロバイダーの Arm アーキテクチャサーバーは非常に高価であり、無料で試用することはできません。
唯一利用できるのはOracleのクラウドサーバー（*https://cloud.oracle.com/*）です。**4 コア 24GB メモリの Arm クラウドホスト ** を提供し、永久に無料で試用することができます（* この構成は市販の実際の携帯電話を凌駕します *）。
ただし、多くの人が無料で利用しようとするため、マシンは全然足りませんので、リソースを取得するのは非常に難しいです。興味がある方は、運試ししてみてください。アカウントを登録する際には、地域を韓国、日本などの人気のある地域に選択しないようにしてください。そうしないと、リソースを獲得できません。
Oracle アカウントの登録に関する注意事項：外貨支払いに対応したクレジットカードを準備して、身分を確認するために使用する必要があります。多くの銀行で取得できます。また、VPN プロキシを使用する必要はありませんし、住所も実際の住所（クレジットカードの請求書の住所がおすすめです）を入力してください。
登録に失敗した場合は、携帯電話ネットワークに接続し、ブラウザを切り替える（またはブラウザのプライベートモードを開く）など、何度か試してみてください。